オクラはとても歴史の古い野菜で、
その原産地はアフリカの北東部で、
エジプトでは紀元前2世紀から
すでに栽培されていたといわれています。
オクラには独特のぬめりがあり他の野菜とともに、
舌ざわりや歯ざわりを楽しむために利用されたりします。
オクラなどこれらの野菜は
健康志向や食生活の多様化から見直され、
また、栄養的にも優れていて、消費も増加傾向にあります。
オクラの独特のぬめりの成分は、
タンパク質の吸収を助ける働きのあるムチン、
脳への刺激を活性化させるガラクタン、
毒素を体外に排泄する働きのある食物繊維の
ペクチンなどです。
昔からネバネバしたものには強精効果 があり、
消化を助ける働きをするとされています。
オクラの栽培のポイント
オクラの種は皮が硬く水を吸いにくいので、
種を一晩水につけてから播くほうがオクラは早く発芽します。
オクラは早い時期に種を播くと低温のために発芽しなかったり、
発芽しても晩霜や強風にあたって枯れてしまうことがあります。
5月中下旬ころがオクラの種まきにはいいと思います。
オクラの苗を購入して植える場合も風よけなどして、
強風や低温、晩霜に注意しましょう。
ポットに2,3本生えているオクラの苗はそのまま定植しましょう。
1本1本わけると根を傷めて枯れてしまうことが多く、
初心者には難しいと思います。
れてきたら挑戦してみるのも面白いです。
品種はいろいろとあり、赤いオクラや沖縄の島オクラなどもあります。